財務分析の方法、そして経営課題抽出へ
テーマ「事業計画と財務管理」
日時 2019年11月30日(土)午前9時~午後1時
会場 藤沢商工会館
講師 中小企業診断士 小池俊介
利益を最大化するために、どのように自社の経営資源を活用していくのか。
そのためには、まずは現状分析が必要です。
財務分析によりモデルケース(製造業)について、6つの経営指標を検証します。
●自己資本比率、当座比率、売上高総利益率、売上高営業利益率、労働生産性、債務償還年数
これらの分析の結果、モデルケースの業績悪化の原因が1つに絞り込まれます。
ここで改善すべき指標が何かがわかりました。
では、それを理解した上で、次にどうしていくかが重要です。
中小・小規模事業者の採るべき経営戦略は1つ。
どうしていくかの前に、経営戦略を考える必要があります。
中小企業の採るべき経営戦略は、顧客が認める特異性を武器に
特定ターゲットへ経営資源を集中することです。この前提のもとに
国が策定する製造業に係る経営力向上に関する指針に基づいて
モデルケースの指標改善のために「何を」していくかを検討します。

何を、いつまでに、実行(達成)するのか。これが事業計画です。
そして、事業計画の基本は、
○年後の「計数目標」を設定することから始まります。
数値はただ目標値として設定するだけでは、達成できません。
設定数値を管理するために、どのような施策を打つか
数字を管理することが重要になります。
実施項目とその内容、そして評価指数に基づいて
目標値の達成度を把握することが経営改善・経営力向上への第一歩です。
※経営革新塾は、経営者・後継者・経営幹部を対象にした経営を論理的に、より具体的に学ぶための実践研修です。この続きは以下の「経営革新塾ホームページ」をぜひご覧ください。